伝わっているか?

2021.09.24

こんにちは!
管理本部の高山です。

シルバーウィークも後半ですね!
今年は飛び石連休ではありますが、
お天気も良くてどこか遠くへ出かけたくなります。
個人的には、この時期になると
ぶどう狩りやリンゴ狩りに行くのが恒例になっていましたが
今は難しいので、お取り寄せで食欲の秋を楽しんでいます(^^)

みなさんは、コロナ明けにしたいことってありますか?
今ではマスクを着用する生活がニューノーマルとなっていますし
コロナ禍前とまったく同じ、とはいかないかもしれませんが、
私はまたスポーツ観戦しながらビール飲める日が来るといいな~と想像しています。

さて、今回は『伝わっているか?』という本を紹介したいと思います!
ダイヤモンドファンタジーでは
昨年11月から「言語研修」を実施しているのですが、
その中で講師の方がオススメしてくれたのがこの本です。


著者:小西利行
出版社:宣伝会議
https://www.sendenkaigi.com/iruka/

本の導入部でイギリスのCMを紹介しています。
盲人の老人が路上に出していたボートの言葉を変えただけで
ものすごく寄付が集まる、というお話です。
「目が見えません。どうかお恵みを」という言葉を
「今日もいい日だね。でも、僕にはそれが見えないんだ」という言葉に変えただけ。
前者はよく見かける言葉で共感を生まないが、
後者は「本当に悲しいことだ」と共感を生み、寄付を出そうという気持ちにさせる。
これが言葉の力だと書かれています。

相手に「伝わる言葉」のつくり方、使い方、考え方を
「20のメソッド」にまとめて紹介してくれています。
著者の小西利行さんがコピーライターなので、
そういった職種の方が読む本なのか思っていましたが、そんなことはありませんでした。

紹介されるメソッドの1つに「共感図」というものがあります。
・相手の望んでいること
・自分が伝えたいこと
この2つが重なる共感ポイントを整理することで
相手に「伝わる言葉」を見つけることができます。

ビジネスでは「争点図」と呼べるもので、
・世の中のニーズ
・企業から提供できること
この2つを整理して、接点を探ることがマーケティングや商品開発にも効果的だそうです。

本編は会話形式で進んでいくのでとても読みやすいですし、
普段の生活でも実践してみたくなるメソッドが詰まっています。
オススメです!

ダイヤモンドファンタジーでは
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募集しています。

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