リモートワークでのオーディオ環境づくり

2020.08.06

ITソリューション事業部 開発部 エンジニアの佐々木です。

Zoom、Teams、Slack、SkypeなどでのWeb会議の機会も多くなったと思います。
オーディオガジェット好きの私が色々比較して気付いた点をお伝えしたいと思います。

以前より音楽をより良い音で聴く目的でヘッドホンやイヤホンを色々購入しては比較して・・・というのをやってきました。
ただ、Web会議で必要とされるものと、音楽的に良い音質・好みの音質で聴くというものでは結構違いがあり新しい発見ができました。
先にざっくり言いますとマイクの違いが大きいです・・・。

今回、Web会議で必要な機能に着目し、項目としてメリデメを洗い出していきたいと思います。

1.ヘッドホン型であるかイヤホン型であるかスピーカー(PC内蔵含む)で鳴らすか


2.有線かワイヤレスか

(左がワイヤレス、右が有線イヤホン)
ワイヤレスの場合、Web会議に常時接続の場合はちょっと飲み物を冷蔵庫に取りに行く際に声をかけられても反応できますね。
あと、ちょっとしたストレッチで体を延ばした時でも断線の心配がないですね。
有線の場合はバッテリー切れの心配がなく、比較的安価でコンビニなどでも売ってたりします。
常時接続や長時間Web会議が多いとワイヤレスはバッテリー切れの心配があるかもしれません。


3.ワイヤレスは完全独立型か左右一体型か

(左が完全独立型、右が左右一体型)


まとめとして、リモートワークでの快適なオーディオ環境を作るために選ぶポイントをあげますと・・・

■PCにオーディオ端子が付いているか、PCがbluetoothに対応しているか?
まず最初にこれありきです。オーディオ端子はほぼ付いているかと思いますが
特にbluetoothはデスクトップPCには付いていない事が多いので要注意です。
逆にUSBヘッドセットの場合はどんなPCにもUSB端子は付いているのでまず間違いないです。

■単一指向性のマイク
周囲の音を拾うか拾わないか、単一指向性のマイクだと圧倒的に違います。

(マイクが拾うのは穴の向いてる狭い範囲なので周囲の音を拾いません。使う時は穴の向きに注意です!)

(普通のイヤホンやヘッドホンでもマイクが付いているタイプもあります)

単一指向性のマイクが必要なケースとしては周囲の家族の声だけでなく
扇風機や空調の風、エアコンそのものの音など環境音でも随分変わってきます。
マイクがないタイプのイヤホン・ヘッドホンの場合はPC内蔵のマイクとなり全指向性となります。
また、ワイヤレスで特に左右独立型のオーディオイヤホンの場合はどうしても全指向性となり余計な音も広いがち。
逆に「ヘッドセット」と言われるタイプの場合はほぼ間違いなく単一指向性のマイクが使われています。

■違うタイプのイヤホン・ヘッドホンを持つ
特に長時間使う方や常時接続の方は耳痛対策のためにを持っておいても良いかもしれません。
例えばイヤホン型でもカナル型とインナーイヤー型があります。

カナル型痛くなったな~と思ったらインナーイヤー型に。
イヤホン型痛いなーと思ったらヘッドホン型に変えるなど。

■できる限りスピーカーを使うのはやめておいた方が良いかも・・・
PC内蔵のスピーカー・外付けのスピーカー含めてオススメしません。。。
理由はハウリングの危険性があり、トラブルになる可能性があるからです。
カラオケボックスでマイクがスピーカーの音を拾って「キーン!!!」ってなるあれです。
あそこまではないと思いますが経験上割とトラブルが多かったです。
しかも多くの場合に使っている本人は気付いていないです。

色々考慮すると結局は「ヘッドセット」と言われるタイプのものを選択すると間違いないかなと思います。

(使う時はマイク穴の向きに注意です!大事な事なので2回・・・)

住環境や家族環境、好みによっても大きく変わってくるとは思いますが
より良いリモートワークの手助けになればと思います。

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