エンジニア研修

こんにちは！
ITソリューション事業部 第1開発部の宇佐波です。

今期から始まったエンジニア研修も3ヶ月目を迎え、実装フェーズの中盤に差し掛かってきています。
1期生のメンバー達も日々成長し、着実に力をつけています。

今回は研修の中間報告も兼ね、ここまでの振り返りと、
研修を受けることで身につくスキルについて書いてみたいと思います。

本研修では現場未経験のエンジニアをサポートし、
参画先でスムーズに活躍してもらうことを目的としています。

自己学習等でプログラミングを学習している方が、
実際の開発現場で力を発揮する為の最後のひと押しをする研修といったイメージでしょうか。
とにかくやる気はあるが、実務経験がないという方を対象とさせて頂いています。

現場未経験ということで、どこの現場に入っても必要となる環境構築から始めますが、
この環境構築というのが曲者で、手順書を作成して同じように進めてもらっていても
なかなかうまく進みません。
問題が発生すると原因を調査しながら構築を進めます。

環境構築を終えると、基礎フェーズでは、Javaのフレームワークの一つであるSpringを学習していきます。
テキストベースで進めますが、Javaはある程度できる前提で進めるため、
Javaの基本とSQLの知識は自力でのキャッチアップが必要です。

Springと並行して、身につけてもらいたいのがDocker、AWSといったサービスになります。
これらのキャッチアップは、基礎フェーズで作成したシステムをそれぞれの環境へ
デプロイするという形で身につけてもらいます。
基本的な操作をレクチャーし、デプロイ方法は自分達で検討して進めます。

また、AWSに関しては、SAA (Solutions Architect Associate)という
難易度中程度の資格も取得してもらうことになります。
毎日1時間程度勉強時間をとり、研修期間中の資格取得を目指してもらいます。
昨今はクラウド環境が当たり前となってきているので、
これからエンジニアとして活躍するための強力な武器になります。

実装フェーズでは、基礎フェーズで身につけた技術を応用し、極力自力で考えて実装してもらいます。
開発フェーズに沿って社内プロジェクトの一環として既存システムの
リファクタリングをやってもらっています。

最後の仕上げとして、研修内容を踏まえて面談練習を行います。
研修で経験した内容をスキルシートに起こし、営業部の協力も得て、
実践に沿った形でシミュレーションをおこなっていきます。

ただ技術を教えるだけではなく、基本的なノウハウを提供し、自力で問題解決していくことで、
参画先でも即戦力となる力をつけてもらえる研修内容になっていると思います。

なかなか盛りだくさんの内容ですが、3～4か月かけて進めていくので、
最終的にはエンジニアとして活躍していくために十分なスキルを身につけることができるはずです。

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