BLOG社員ブログ
2022.05.26
ITソリューション事業部 第1開発部、エンジニアの佐々木です。
未だに小学生に人気の高い「マインクラフト」。
2022年調査のあるアンケートでは1位だったらしいですね。
我が家のせがれどもも結構やっています。
ある時ふとマインクラフトのサーバソフトウェアを公式にて公開している事を思い出しました。
https://www.minecraft.net/ja-jp/download/server/bedrock
アルファ版との事ですが、自宅で公開して遊ぶ分には問題ないかと思い早速チャレンジしてみました。
先にお断りしますが、ここでは大まかな作業手順にとどめ、
詳細なソフトウェアの使い方やコマンドなどは巷に溢れておりますので省略致します。
■用意したもの
・作業用PC
OSソフトウェアをダウンロードしたりUbuntuのインストールUSBメディアを作成する作業用のPCとなります。
・サーバ用ノートPC
ノートPCは皆さんご自宅にある13年ぐらい前のノートPCでもそれなりに大丈夫です。
かつてWindowsPCに「Vista」というものが搭載されていたかと思いますがそれくらいの年代でもOKです。
万が一ない場合は、ヤフオクなり中古ショップなりで1万円もせずに手に入るかと思います。
・使わなくなった3.5インチのHDD
マイクラサーバのベースOSをインストールするためのドライブが必要になります。
こちらも皆さんご自宅にあるかつてノートPCに搭載していたけど、
SSD換装していらなくなった「これどうしよう・・・でもなんか取りあえずとっておこう」と
取っておいた3.5インチのHDDです。この機会に使いましょう。
上記のノートPCに入っているドライブにOSを上書きインストールしても良いのですが、
たまにVistaの画面をみてノスタルジックな気分に浸りたい時もあるかもしれませんので温存しておきます。
・使わなくなったUSBメモリ
ノートPCにサーバをインストールするために必要になります。
8GBもあれば十分かと思います。
当然皆さん1つや2つその辺にありますよね。
■作業手順
【OSイメージファイルのダウンロード】
まずはサーバOSのISOファイルをダウンロードします。
今回はLinuxサーバOSとしてUbuntu18.04 LTSを使いました。
下記の公式サイトから「Server install image」の
「64-bit PC (AMD64) server install image」と記載されているリンクを押下してダウンロードします。
http://releases.ubuntu.com/18.04/
時間が掛かるかと思いますのでこの間に猫と遊びます。
【rufusのダウンロード】
USBメモリを使ってUbuntuのインストールUSBメディアを作成するのに使います。
https://rufus.ie/ja/
強面の猫が構ってほしそうに鳴いてくるのでかまってあげます。
【UbuntuのインストールUSBメディアを作成する】
使わなくなったUSBメモリを作業用PCに差し、rufusを使って
UbuntuのISOファイルからインストールUSBメディアを作成します。
そこそこ時間がかかります。ちょっと席を外すと椅子を乗っ取られます。
【Ubuntuサーバの作成】
サーバ用ノートPCに”使わなくなった3.5インチのHDD”を換装します。
上記で作成したUbuntuのインストールUSBメディアをサーバ用ノートPCに差し込み
インストールUSBメディアから起動することでUbuntuをインストールしていきます。
【マインクラフト用サーバー ソフトウェアのインストールと起動】
下記の公式サイトからソフトウェアをダウンロードします。
https://www.minecraft.net/ja-jp/download/server/bedrock
サーバ上で「wget https://minecraft.azureedge.net/bin-linux/bedrock-server-1.18.33.02.zip」を
叩くのが早いと思います。
サーバ用ノートPCでダウンロードした.zipファイルを展開します。
展開したディレクトリで下記のコマンド(公式サイト記載)を実行することで
マインクラフトサーバが起動します。
LD_LIBRARY_PATH=. ./bedrock_server
■感想?
・マインクラフト用サーバソフトウェアのインストールが簡単すぎました
・「味方へのダメージ」設定はオフにしないとケンカになる
・そういえば、サーバ用ノートPCのCPUをCore2Duoに交換していました
当初は面倒かなぁとか、そんなに上手くいかないだろう・・・と思っていましたが
手を動かしてみると意外とすんなりできました。
なんでもやってみるものだなぁと再認識できたところでした。
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