ようやく秋らしく！

こんにちは！
事業開発部クリエイティブチームの緒方です。

ようやく、少しずつ秋らしい季節になってきましたね。
みなさまにとって○○の秋と言ったら何でしょうか？

私はもちろん”食”が一番ですが…（それは年中か…）
実は（？）国文学科出身でもあるくらい、秋に限らず1年中本は読むようにしています。

というわけで、ここ最近に読んだ本を簡単にご紹介。

エヌエー / 年森瑛

自分の学校に教育実習に来ていた女性と付き合っている、女子高生が主人公のお話。
（写真の　読　という文字は、ブクログ代わりに使っているインスタに、
読了したものをこうやって載せているためです…笑）
恋人の教育実習生が、主人公に内緒で、”カップル記録のSNS”をやっているんですが、
その描写がなんともリアリティがあって、ぞわぞわ〜っとなりました。
女性がメインのお話だからこそ、ぜひ男性に読んでいただきたい作品です。

ミシンと金魚 / 永井みみ

認知症女性の語りで、主人公の人生が綴られています。
“ミシンと金魚”というタイトルの理由は、ぜひ読んで意味を理解していただきたい作品です。

ハンチバック / 市川沙央

背骨が極端に湾曲した女性が主人公。
個人的に今回紹介した三冊の中で一番気に入った作品でした。
身体的な関係で、主人公は紙の本が読むのが困難だったり、
この世界の健常者にいて色々と考えてしまいました。

基本的に純文学を好んで読みますが、どうしても学生のときより時間が取りづらく…
芥川賞まわりの作品を読むので手一杯なので、
みなさんも目にしたことがある作品ばかりかもしれませんが、気になった方はぜひ。

大量の積本を少しずつ切り崩していくのは何年たっても楽しいですね。

それではまた。